規制・コンプライアンス
Amazon米国の繁忙期配送手数料が、2026年10月15日から2027年1月14日まで適用されます。対象はFBA、Remote Fulfillment with FBA、マルチチャネル出荷(MCF)、Buy with Prime です。通常料金に戻るのは2027年1月15日からになります。
上乗せ額は平均で1個あたり0.32ドル
繁忙期の上乗せ額は前年と同水準で、1個あたり平均0.32ドルとされています。ただし平均値はあまり意味を持ちません。サイズ区分によって0.19ドルから2.81ドルまで開きがあり、大型商品ほど負担が重くなります。
10/15〜1/14繁忙期手数料の適用期間
+0.32ドル1個あたりの上乗せ額(平均)
3.5%燃料・物流サーチャージ
見落としやすい3つの条件
原価計算に効いてくる点
- 01課金は出荷日で決まる注文日ではなく、フルフィルメントセンターから出荷された日で判定されます。10月15日をまたぐ注文は繁忙期料金の対象です。
- 02返品されても返ってこない注文が返品された場合でも、この追加手数料は返金されません。返品率の高い商材ほど実質的な負担が増えます。
- 033.5%は販売価格ではなく配送手数料に掛かる燃料・物流サーチャージは商品の販売価格ではなく、配送手数料に対して計算されます。
在庫の受け入れ能力も落ちる
Amazonは、フルフィルメントセンターが9月から10月にかけて入庫の受け入れに、11月から12月にかけて注文処理に稼働を寄せると案内しています。その結果、繁忙期には納品の上限(capacity limit)が下がる可能性があります。
つまり「売れてから追加で送ればいい」が通用しにくい時期です。手数料の計算と同じくらい、いつまでに何個入れておくかの設計が効いてきます。
手数料改定を踏まえたSKU別の利益率再計算と、広告の許容ACOSの引き直しについてはお問い合わせからご相談ください。
参考:Supply Chain Dive、Chain Store Age/正確な料率はセラーセントラルの料金表をご確認ください。