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FBAの保管コストを「月額いくら」で捉えていると、滞留在庫の本当の負担を見誤ります。2026年時点で保管にかかる課金は4種類あり、条件が重なると1つのSKUが同時に3つを負担します。
4つの課金が別々に走っている
FBAの保管コストの内訳
- 01基本の月額保管料保管スペースに対して毎月かかる基本料金です。
- 02超齢在庫附加費フルフィルメントセンターに181日以上置かれた在庫に、月額保管料とは別に加算されます。滞留期間が延びるほど段階的に上がります。
- 03在庫利用率サーチャージ供給週数が22週を超えると発生します。売れる速さに対して在庫を持ちすぎている状態への課金です。
- 04Q4の繁忙期保管料10月から12月にかけて、保管料の単価そのものが上がります。
課金のタイミングを知っておくと動きやすい
超齢在庫附加費は、毎月15日時点の在庫スナップショットで判定され、請求は18日から22日ごろに計上されます。つまり15日を過ぎてから慌てて在庫を減らしても、その月の課金には間に合いません。
181日超齢在庫附加費が始まる日数
22週在庫利用率サーチャージの基準
毎月15日課金判定のスナップショット日
見直しの起点は120〜150日に置く
181日になってから動いても、値下げの反応を見て、売り切るか返送するかを判断して、実際に在庫を減らすまでには時間がかかります。実務では120日から150日の時点で棚卸しの区切りを作り、販促・セット化・返送のいずれかを決める運用が現実的です。
なお料率は改定が続いており、公開されている解説記事の間でも181〜270日の単価に食い違いがあります。金額はセラーセントラルの超齢在庫附加費のヘルプページで確認してください。衣類・シューズ・バッグ・宝飾品・腕時計は、この区分の開始が271日からとする情報もあります。
在庫の持ち方は、保管費・低在庫レベル手数料・欠品による機会損失の3つを同じ表に並べて決める設計問題です。関連記事としてIPIを400以上で保つための実務もあわせてご覧ください。
参考:Amazon Aged-Inventory Surcharge 2026、Amazon FBA Storage Fees 2026/料率は改定されるためセラーセントラルの公式ヘルプでご確認ください。