除外キーワード(ネガティブキーワード)は、広告を出したくない検索語を止める設定。Amazon広告では「検索語レポート」を見て、クリックされているのに買われていない語を除外する。これをやらないと、ACOSはじわじわ上がる。
判断の基準はシンプルで、「クリックが一定数あって、注文がゼロ」なら除外候補。ただし止めすぎると露出が減るので、線引きが要る。
結論
- 除外キーワードは買われない検索語に配信を止める設定。検索語レポートが判断材料。
- 基準はクリック10以上・注文0を目安に、14〜30日のデータで判断する。
- 無関係な語から止める。商品違い・別用途・競合名は方針次第。止めすぎに注意。
まずやること
- 検索語レポートを14〜30日で開く
- クリック数が多い順に並べる
- クリック10以上で注文0の語を抽出する
- 商品と無関係な語から除外する(意味が近い語は保留)
除外キーワードとは
「この検索語では広告を出さない」という設定。除外した語では、広告が表示されなくなる(または大きく減る)。
設定できる単位は2つ。
- キャンペーン単位:そのキャンペーン全体で止める
- 広告グループ単位:その広告グループだけ止める
商品ごとに意味が違う語は、広告グループ単位で止めるのが基本。キャンペーン全体で止めると、他の商品の販売機会も失う。
判断の手順
検索語レポートを見て、3つの条件で絞る。
除外キーワードを決める手順
- 01検索語レポートを開く期間は14〜30日
- 02クリック数で並べる多い順
- 03注文0の語を抽出クリック10以上が目安
- 04無関係な語から除外商品違い・別用途
- 052週間後にACOSを確認効果を測る
「注文0」でも、クリックが2〜3回なら判断しない。データが少ないまま止めると、売れる語を落とす。10クリックを目安にすると判断がぶれにくい。
除外する語の4類型
止めるべき語は、大きく4つに分かれる。
| 類型 | 例 | 除外の判断 |
|---|---|---|
| 商品違い | 別カテゴリ・別サイズ | すぐ除外 |
| 別用途 | 業務用・贈答用など | すぐ除外 |
| 競合ブランド名 | 他社の商品名 | 方針次第(比較検討層を取るなら残す) |
| 高額すぎる語 | 大型・業務用の検索 | 除外(クリック単価が高い) |
迷うのは3番目の競合ブランド名。「競合名で出すと買われやすい」というデータがあるなら残す。ACOSが悪いなら止める。方針を決めてから触る。
止めすぎのリスク
除外は「広告を出さない」設定なので、やりすぎると露出が減る。売れる語まで止めると、売上が落ちる。
安全な進め方は2つ。
- 一度に大量に除外しない(10〜20語ずつ)
- 除外したら2週間は触らない(効果を測る期間を作る)
除外のせいで売上が落ちたのか、季節要因なのか分からなくなるのが一番まずい。
除外した後の確認
2週間後に見る数字は3つ。
- ACOS:下がったか
- クリック数:減りすぎていないか
- 売上:落ちていないか
ACOSは下がったが売上も大きく落ちたなら、止めすぎだ。除外を一部戻して再確認する。
よくある質問
除外キーワードとは何ですか?
広告を出したくない検索語を指定する設定です。ネガティブキーワードとも呼びます。
除外キーワードはどうやって決めますか?
検索語レポートで、クリック10以上・注文0の語を抽出し、商品と無関係な語から除外します。
除外しすぎるとどうなりますか?
広告の露出が減り、売上が落ちる可能性があります。10〜20語ずつ除外し、2週間は効果を測ります。
Amazon運用の全体像と読む順番はAmazon運用の教科書にまとめた。
広告と商品ページの関係はバリエーションの解体で整理している。
まとめ:今週やること
除外キーワードを見直す手順
- 01検索語レポートを開く14〜30日
- 02クリック数で並べる多い順
- 03注文0の語を抽出クリック10以上
- 04無関係な語から除外10〜20語ずつ
- 052週間後に数字を見るACOS・クリック・売上
除外の前に、広告の種類と設定を確認したい場合はAmazon広告の種類、スポンサープロダクトの設定はこちらにまとめた。運用の設計はサービスページで相談できます。
除外を決める材料はAmazon広告のレポートの検索語レポートを使う。