Amazonアカウント停止の通知が届いたら、最初にやるのは「本物かどうか」の確認。世の中にはAmazonを装った偽メールが大量に出回っていて、リンクを開くとログイン情報を盗まれる。セラーセントラルに同じ通知が出ているかで見分ける。
本物だった場合は、慌てずに停止理由の確認 → 是正 → 申請の順で動く。この順番を間違えると、復活までの時間が延びる。
結論
- 通知が来たら、まずセラーセントラルに同じ通知があるかを確認する。メールのリンクは開かない。
- 本物の停止なら、理由の確認 → 原因の是正 → 計画の提出の順で進める。
- 停止は予防できる。指標の監視と、ポリシーの遵守が基本。
まずやること
- メールのリンクをクリックせず、セラーセントラルに直接ログインする
- 同じ通知があるかを確認する(なければ偽物の可能性)
- 本物なら停止理由を「アカウントの健全性」ページで確認する
- 原因・是正・再発防止の3点を書き出す
偽物かどうかの見分け方
一番確実なのは、セラーセントラルを見ること。本物の通知は、セラーセントラルの通知にも必ず出る。
見分けるポイントは3つ。
- セラーセントラルに同じ通知があるか(なければ偽物の可能性が高い)
- リンクの飛び先(
amazon.co.jp以外のドメイン、amazon.co.jp.〜のような紛らわしい形) - 急かす文言(「24時間以内」「アカウントは削除されます」など)
迷ったら、メールは無視してセラーセントラルから直接確認する。これで漏れは起きない。
停止される理由
理由は大きく4つに分かれる。
| 類型 | 例 |
|---|---|
| 指標の悪化 | 注文不良率・発送遅延の悪化 |
| ポリシー違反 | 模倣品、禁止商品、誇大表現 |
| アカウントの重複 | 本人確認情報の重複、複数アカウント |
| レビュー関連 | 見返りの提供、依頼の方法の違反 |
「何もしていないのに止まった」という相談も多いが、多くは指標の悪化か、過去の警告の未対応。警告の履歴を確認すると原因が見える。
停止されたときの順番
順番が大事。感情的に反論しても、復活は早まらない。
停止から復活までの手順
- 01セラーセントラルで通知を確認「アカウントの健全性」
- 02理由を特定する指標・警告履歴・ポリシー
- 03原因を是正する商品の削除・修正・発送改善
- 04計画を書く原因・是正・再発防止
- 05申請する指定のフォームから
- 06状況を確認する返信を待つ間に追加是正
4番目の「計画」が最重要。「なぜ起きたか」「何を直したか」「どう防ぐか」を、第三者が読んで分かる形で書く。
売上金と在庫はどうなるか
停止中も、売上金の扱いと在庫の扱いは続く。
- 売上金:一定期間、支払いが保留されることがある
- 在庫:FBAの在庫は保管され続ける。長期化すると保管料がかさむ
- 注文:停止前に発生した注文の対応は必要
復活までの期間が読めないので、在庫の引き上げと売上金の見込みを早めに確認する。
予防のために見る数字
止まってから動くより、指標を見ておくほうが安い。
- 注文不良率(キャンセル・返品の割合)
- 発送の遅れ(FBMの場合)
- ポリシー警告の履歴
- レビュー依頼の方法がルールに沿っているか
月1回、この4つを確認するだけで、多くの停止は避けられる。
よくある質問
Amazonアカウント停止メールが届きました。本物ですか?
セラーセントラルに同じ通知があるかで判断してください。メールのリンクは開かず、セラーセントラルに直接ログインして確認します。
停止されたら復活できますか?
原因の特定と是正、再発防止の計画を提出することで復活できる場合があります。順番と内容が重要です。
停止中の売上金はどうなりますか?
一定期間、支払いが保留されることがあります。在庫とあわせて早めに状況を確認してください。
まとめ:今週やること
通知が来たときの初動
- 01メールのリンクを開かないまず疑う
- 02セラーセントラルで確認同じ通知があるか
- 03理由を特定する指標・警告履歴
- 04是正と計画原因・是正・再発防止
- 05申請して待つ追加是正を進める
アカウントの健全性に関わる指標はIPIの記事、模倣品対策はブランドレジストリにまとめた。運用全体はAmazon運用の教科書を参照。